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同行援護従業者養成研修

同行援護と行動援護の違いは何か?

動向援護従業者

よく似た言葉ですが、行動援護は知的障がい者や精神障がい者の外出時の行動の支援であるのに対し、同行援護は視覚障がい者の安全な移動を支援します。
視覚障がい者は1人ひとり見え方が異なると言われるように、それぞれ支援の方法も異なっています。

視覚障がいの種類やレベル(見え方・見え難さ)の知識を学習したうえで、食事の介助や屋外での道路の通行、屋内でのドアの開閉、階段の上り下り等の移動支援の技術を学びます。
障がい者本人を取り巻く環境を正確かつ的確に伝達することは、視覚障がい者の安全で安心な移動のみならず、楽しい外出にはなくてはならないスキルです。
視覚障がい者の自立を促し、社会活動への参画を支援する重要な役割をも持っています。

法律の改正に伴って、2011年に制度化された同行援護は、視覚障がい者が移動に顕著な問題がある場合、外出に際し視覚障がい者の側に付き添い、安心して動くために適切な情報を伝達し、必要な介助等を行います。

この研修課程は法律上の資格

ヘルパーや実務者研修等は介護保険制度の枠内の資格として扱われ、この養成研修等は障害者総合支援法の枠の資格で高齢者ではなく障がい者向けの支援の資格です。

ただし、多くの訪問介護事業所は介護保険向けと障がい者向けとどちらのサービスも行っています。
そのため多くの資格を有するということは様々な利用者へのサービスに対応できる人材ということで、求められる人材であると言えます。

この研修は2段階に区分されており、一般課程と応用課程の2ステップがあります。
基礎となる第一段階の一般課程は高齢者介護サービス以外に障がい者福祉サービスを行う訪問介護事業所等で求められる資格です。

応用課程の全カリキュラムを終えれば責任者になれ、これは厚労省の政策方針に沿ったもので、事業所の収入面で加算を受けるため人的面で必要なので、就職や採用時、また待遇面で有利に働く資格であると言えます。

研修の内容など

一般課程であれば、受講に当たり資格や実務経験は必要ありません。
応用課程の受講に当たっては一般課程修了等の条件があります。

一般課程は同行援護の基礎知識や基本技能など、合計所要時間数は20時間です。
応用課程は合計所要時間数は12時間ですが、より演習に力点が置かれており、場面別応用技能や交通機関の利用など演習の時間が10時間を占めています。

受講費用は資格をもたないと3~4万円程度で、一般・応用両課程をセットで受けると6~7万円程度です。

同行援護サービスを実施する事業所は、提供責任者を必ず設置することが法令上義務付けられますが、平成30年4月からは、同行援護を行う事業所の提供責任者自身が、同行援護従業者養成研修の全カリキュラムを終える事が必須ですので早めの受講が望まれます。