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移動介護従事者(ガイドヘルパー)

障がいが理由で外での行動が不自由な障がい者を手伝う業務

何らかの障がいを理由に屋外での行動に不自由を有した障がい者が安全に外に出るに際しての各種手伝いが業務です。
ガイドヘルパーが担当する障がい者は、主に視覚障がい、全身性障がい、知的・精神障がいの3つに分類することが出来ます。

大きく区分された3つの分類に応じて、支援が必要な内容は大きく異なります。
そのため資格の種類も担当する3分類に応じて分けられています。

視覚障がい者に同行する支援者を育てる研修では、障がい者の眼となって、情報を伝達することが求められるので、日常の生活全般にわたる移動支援について学習します。

全身性障がい者のガイドヘルパーを育てる研修では、全身性の障がいを持つ人の外出時の移動介助に求められるスキルを学びます。
例えば車いすを押すにしても単に押すだけではありません。
坂道や段差を下りる際は、うしろ向きに下りないと、車いすに乗った障がい者は、椅子から滑り落ちそうで恐怖を感じます。
スキルを持つヘルパーは車いすで多少の階段を上ることさえできるのです。

知的・精神障がい者の行動を支援するヘルパーを育てる研修では、知的障がいや精神障がいを持つ人が外出する際の移動介助等に求められるスキルを学習します。
外出時の安全な移動や食事、トイレの管理など気を配らなくてはいけないことは数多くあります。

ノート

資格を得る方法

希望する方は、各地方公共団体が指定する学校で「ガイドヘルプ同行援護従業者講座」を受講し修了すれば得ることが可能です。
この資格は国家資格ではなく、受講後に試験も実施されませんので講座を履修すれば取得できます。
ただし、受講資格は一部の研修に一定の資格が設定されているものがありますので、確認が必要です。

取得期間は受講する研修や各地方公共団体により違いがありますが、おおむね2~5日間と短期間で修了できます。

受講費用も、受講する資格や地域などによって大きく異なりますが、数万円~10万円と言われます。

ガイドヘルパーは様々な場所で活躍

障がい者・高齢者に関連する様々な施設で外出時のお手伝いとして活躍します。
特に訪問介護事業所では、まさに障がい者の依頼を受けて、本格的にガイドヘルプのサービスを提供するケースが多くあります。
このような事業所は、多くの場合介護保険の適用を受けて、高齢者向けのサービスも行っており、多くの資格を有するとそれだけ活躍の場も広がるということになります。

障がい者福祉施設では日常業務として日常の暮らしに介護が必要な障がい者が生活する場で、入所サービス、通所サービスで、施設職員として活躍しています。

老人ホーム内でも、車いすを利用する利用者は多く、日常業務に狭い範囲ではあっても移動はつきものなので、スキルがあれば信頼されます。